こんにちは。久しぶりの「ファンサイト通信 食とロック」です。只今、専らテレワーク中です。
外での打ち合わせや講義は人と触れ合えてとっても好きなのですが、テレワークも実は昔から案外好きで、、、というのもMyPCに向かいながら大好きな音楽をBGMに出来るじゃないですか。朝から音楽に浸りながらの仕事。心地良すぎますね。
前置きはそのあたりにして、今回のファンサイト通信「食とロック」は久保田真琴さんについて書いてみようと思います。ここからは真琴さんで。真琴さんを初めて聴いたのは中学生の時。ご自身が率いる久保田真琴と夕焼け楽団の僕が思うベストアルバム「ハワイアンチャンプルー」が初めてでした。もうあまりの素晴らしさに毎日学校から帰ってはターンテーブルに載せていた日々を思い出します。更に運よくアルバムを購入して数ヶ月後に岡山市民会館で久保田真琴と夕焼け楽団のライブがあり前から3列目のど真ん中でその生音を目の当たりにすることになりました。まさに衝撃。ハイサイおじさんはじめチャンプルーな音楽空間に音楽少年の心は鷲掴みされ、真琴さんを入り口に喜納昌吉、ライクーダー、レゲエ、カリプソetc..へと僕のロックの向こう側にあるワールドミュージックの扉が徐々に開いて行きました。
昨年末僕がゼミを持っている自由が丘にある産業能率大学・高原ゼミの学生と「ぼくとわたしと本のこと」(センジュ出版)( *こちらでご購入出来ます→ https://www.amazon.co.jp/dp/4908586063/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_SyNwEbRJG3NXK )を出版したのですが、そちらに書きましたが僕は京都にある国立大学を落ちて行き着いた先が同志社大学という私立大学。最初は第一志望の国立大学を落ちたショックが強かったのですが、同志社大学が輩出した先輩名簿の中に見つけたのです「久保田真琴」の名前をその時の僕の驚きと言ったら言葉に出来ないほどです。他にも加藤和彦さんもいたりおもしろい名前が続々と。お、どうもおもしろそうな大学じゃん。一気に視界が晴れて来たのを思い出します。
写真は真琴さんのセカンドソロアルバムであり、夕焼け楽団のデビューアルバムでもある「サンセットギャング」。通称ゴジラアルバム。夕焼け楽団はドラムが不在だったので曲によってドラマーが入れ替わり立ち替わり変わるのですが、その顔ぶれは松本隆(はっぴいえんど)、林立夫(ティンパンアレー)、正田俊一郎(裸のラリーズ)、それになぜか細野晴臣。そしてハープは僕のギターの先生であるルー先生のハープの師匠でもあるウイーピングハープ妹尾等等、今や垂涎のメンバーによるアルバム。今聴いても全く古くなく、いや逆に新しい音の玉手箱。こんなアルバムあの時代につくるなんて、やっぱり真琴さんスゴイです。
さて、今日もそろそろテレワークをはじめる時間になりました。BGMはやっぱり「サンセットギャング」で行こうかな。一曲目は最高にレイジーな「たそがれのメイク・ラブ・カンパニー」。心地良すぎます。